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身近な人の心の不調を知ったときは、周囲の人の理解ある対応がとても大切です。
身近な人がうつ病であることを知ったとき、また、うつ病で苦しんでいるときは、
ゆっくりと話を聞いたり、本人の負担を軽減するなどの必要に応じた援助が重要です。
① 治療中、また、状態が悪いときの接し方のポイント |
(1)心配しすぎない
あまり気を使いすぎないで、普段どおり接するようにしましょう。
ただし、求められているときには、じっくりと話を聞きましょう。
(2)励まさない
心が弱っているときは、エネルギーがなくなって、
がんばりたくてもがんばれない状態にあるため、叱咤激励は禁物。
なぐさめたり、気晴らしになるだろうとカラオケやのみに誘ったりするのも
逆効果です。
(3)重大な決断は先延ばしに
重大な決断は、本人が元気を取り戻したときに後悔することがあるため、
やんわりと引き止めるようにしましょう。
(4)ゆっくり休んでもらう
精神的なエネルギーが戻ってくるまで、仕事の負担を減らしたり、
ゆっくり休養が取れるよう配慮しましょう。
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