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ストレスが招く病気③ 不安障害

日常生活のなかで耐え難いような極度の不安を感じ、
その不安な気持ちをコントロールできなくなるのが不安障害です。
不安がひどくなると、動悸やめまい、呼吸困難を起こしたりします。
さらには、電車に乗ったり、職場で人と話したりすることができなくなり、
日常的な生活ができなくなることも。
最近では、不安障害は脳の一時的な機能障害で、
情動機構(大脳にある喜怒哀楽をコントロールする機能)の働きが
関係している可能性が高いとも考えられています。
そのため、治療は心理的治療に加え、薬物療法も取り入れられています。


① 代表的な不安障害

パニック障害
恐怖症
社会不安障害
強迫性障害
(心的)外相後ストレス障害(PTSD)
全般性不安障害


② 要注意なのはこんな人

神経質・几帳面
心配性・完璧主義
自分のやり方にこだわる
感じやすく、傷つきやすい
自分に自信がもてない
引っ込み思案
依存心が強い
感情的になりやすい
自己愛が強く、柔軟性に欠ける


③ もしも不安障害になったら 

恐怖症や強迫性障害の治療では精神療法的なアプローチが中心です。
しかし、最近では、不安障害は脳の一時的な機能障害であるとの考え方のもと、
抗不安薬などによる薬物療法も併用されています。
とくにパニック障害の初期的な治療には、
発作を抑えるために薬物療法が行われています。
専門家のもとで根気よく治療すれば、必ずよい方向へ向かいます。
一人で悩んでいないで、早めに受診することをお勧めします。








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